大転子に出っ張りを感じる原因と引っ込める方法

大転子がポコッと出るから太ももの外側が太く張り出る。そんなことを聞いたことがあるかもしれませんが、実は少し勘違いがあるんですね。

太ももの外側が張り出る原因は、股関節の捻れが関係していますが、大転子が出ていると感じる原因も同じです。

この記事では、大転子の出っ張りを感じる原因と引っ込める方法を解説します。

 

大転子の出っ張りを感じる原因

大転子の出っ張りを感じる原因は、構造を知っていただくと理解しやすいと思うので、まずはここから解説しますね。

大転子とは

大転子は、大腿骨と言われる太ももの骨の外側部分のことをいいます。

この骨の形状からわかる通り、元々大転子は出っ張っています。

ただ、自然な状態であれば自分の太ももの外側辺りを見たり、触ったりしても、「大転子が出てる。」と感じることはないはずなんですね。

なぜなら、

大転子の形状としては出っ張っていますが、太ももの外側がポコッと張り出すほど本来出ている部位ではないから

です。

でも、何らかの原因で、この画像の女性のように太ももの外側の大転子辺りが出っ張ってしまう。

なぜこのような出っ張りができてしまうのでしょうか?それは、股関節の捻じれや外方へズレてしまっていることが主な原因です。

大転子の出っ張り=股関節の捻れやズレ

大転子が出っ張っていると感じる方は、太ももの外側の張りで悩んでいる方もいると思います。

太ももの外側が太い&張り出す原因と細くする4つの手順」で詳しく原因や改善方法を解説していますが、股関節が捻じれてしまうことで、本来お尻にある脂肪などが太ももの外側に引っ張られます。

その結果、太ももの外側がポコッと張り出しますが、ネットなどで情報を見ていると、「大転子が出っ張っているからだ。」ということが言われていたりします。

そういった情報によって、

太ももの外側の張りや太さ=大転子の出っ張りが原因

という理解になっている方もいると思うんですね。

もう1度大転子周辺の形状を冷静に見ていただくとわかると思いますが、そもそも大転子単体が外側に出っ張ることはできません。

一番の問題点は、股関節です。この股関節が、

本来の状態から捻じれたり、大腿骨が外方にズレることで、大転子が出っ張る

ような感覚につながるわけです。

例えば、自然な脚の状態だとこういう感じです。

このとき、大転子は自然な位置にありますが、ここから太ももを内側に捻じるとします。

そうすると、本来こういう状態だった大転子は…

より外側に強調されるように出てきてしまうんですね。

実際は、ここまで極端なことにはなりませんが、このように股関節が捻じれることで、大転子が外側に出っ張ってきてしまうということが起こります。

また、大腿骨の外方ズレが合わさると、より大転子の出っ張りが強調される可能性があるんですね。

大腿骨の外方ズレというのは、こういうイメージ。

数cmも外側にズレるわけではありませんが、数mm外側にズレることで、大転子の出っ張りをより感じるようになる。

ではなぜ、こういった股関節の捻れや外方ズレが起こってしまうのでしょうか?その原因は、日常生活の何気ない姿勢や動作が原因になっていると考えられます。

脚を組む癖がある

例えば、椅子に座っているときに脚を組む癖はないでしょうか?

脚を組んでしまうと、組んだ側の脚が内側に入り、てこの原理のような状態で、股関節が捻じれてしまったり、外方ズレの原因につながる可能性があります。

同じような原因としては、

  • 自転車のペダルをこぐときに内股になる
  • お姉さん座りで地面に座る など

そういった姿勢も股関節の捻れにつながり、結果大転子が出っ張ってしまう可能性があります。

関連記事:自転車で太ももが太くなる原因と4つの改善方法

片脚に体重を乗せる癖がある

また、立っている時に片側の脚に体重を乗せる癖があれば、これも大転子が出っ張る原因になります。

実際に試してもらうとわかりますが、両足均等に体重をかけた状態から片側に体重を乗せると、乗せた側の大転子が外側に出っ張るのがわかると思います。

こういう偏った立ち方は、自ら大転子が外側に出っ張るように立っているとも言えますよね。

大転子の出っ張りを感じている方は、おそらく、

  • 座り方
  • 立ち方
  • 歩き方
  • 階段の上り下り
  • 椅子からの立ち上がり、座り
  • 自転車のペダルのこぎ方 など

こういった日常で何気なく行っている姿勢や動作に根本原因が隠れており、

これらを自然な状態に直すことが大転子の出っ張りの根本改善につながる

というわけです。

ですので、大転子の出っ張りを引っ込めるためには、

股関節を自然な状態に直す+根本原因を取り除く(姿勢や動作の改善)

などをする必要があります。では、どのように股関節を自然な状態に直せばいいのでしょうか?具体的な方法をご紹介しますね。

 

大転子の出っ張りを引っ込める方法

今からお伝えすることを行う前に、大転子辺りの膨らみを確認しておいてください。片側だけすると、その変化がよくわかると思いますよ。

大転子の位置を知る

まず大転子の位置をみつけるために、仰向けの状態で片膝を90度に立てます。

膝を少し内側に倒してキープし、太ももの付け根の外側辺りに触れます。そうすると、ポコッと出ている骨があるので、そこに軽く指を当て触れておきます。

この出っ張った骨が大転子になるので、ここを押さえながらさまざまな動きを行っていきます。

①大転子に軽く圧を加えて股関節を動かす

手順

  1. 仰向けになり、脚を肩幅ぐらいに開く
  2. 手の指で大転子に軽く圧を加えておく
  3. その状態で、股関節を左右に軽く動かす
  4. これを1分間行う

この動作を行っている時は、大転子の動きが手で感じれると思うので、手の位置がズレないように押さえ続けます。

そして、大転子に圧が加わった状態で、リラックスして股関節を動かすと捻れが改善され、大転子の出っ張りが徐々に引っ込んでいくことがわかると思います。

同じようなイメージでスクワットをしても、大転子を引っ込めることができますよ。

②大転子をおさえて軽くスクワットする

手順

  1. 足を肩幅に開き、つま先も違和感ない程度に開く
  2. 踝の真下に体重を乗せる
  3. 大転子に指を当て、軽くおさえておく
  4. その状態で、真下に軽くしゃがんで立つ
  5. リラックスしてスクワットを1分間行う

このスクワットをするときは、重力に身体を預けるようなイメージで立つ-しゃがむ動作を繰り返すこと。

リラックスした状態の中で動きつつ、大転子を圧迫できていると、これでも大転子を引っ込めることができます。

③しゃがみ込みで大転子を引っ込める

しゃがみ込みをするときに、体重をこの赤い丸の位置に乗せます。

この位置に体重を乗せて小さく動くことでも、大転子を引っ込めることができます。

手順

  1. 足を肩幅ぐらいに開く
  2. つま先は違和感のない程度に開く
  3. 体重は踝の真下(上記の足裏画像の赤い丸のところ)に乗せる
  4. そのまましゃがみ込み、膝とつま先を同じ方向に向ける
  5. その状態で、小さくバウンドし1分間×3セット繰り返す

④下駄を履いてしゃがみ込みを繰り返す

③のしゃがみ込みも大転子が引っ込む感じがよくわかりますが、一番のポイントは体重を乗せる箇所を適切にするということです。

もし難しいと感じる方は、2本歯の下駄を履いてしゃがみ込みを繰り返してみてください。

要領は③と全く同じで、ただ2本歯の下駄でバランスをとりながらしゃがみ込みを繰り返すことで、大転子をより引っ込めることができます。

⑤調整法で大転子を引っ込める

手順

  1. 仰向けになり、足を肩幅に開く
  2. 右側の外くるぶしを軽く地面にこするように膝を曲げていく
  3. 股関節が緊張しない位置まで引き上げる
  4. そこから同じように外くるぶしを地面にこするように膝を伸ばす
  5. 膝が伸びきると同時ぐらいのタイミングで太ももを内側に捻る
  6. 元の状態に戻り、再度繰り返す
  7. これを2分間行う

※地面が滑りの悪い場所だと、股関節周辺が緊張して捻じれが改善しづらくなります。できれば布団の上や靴下を履いてフローリングなどで行ってくださいね。

このように、気持ちよく股関節を動かすことで、股関節の捻れが改善され、結果大転子が引っ込んだように感じれると思います。

大転子の出っ張りを根本的に引っ込める方法

根本的に大転子の出っ張りを引っ込めるためには、股関節の捻れや外方ズレの原因になっている要素を取り除く必要があります。

  • 座り方
  • 立ち方
  • 歩き方
  • 階段の上り下り
  • 椅子からの立ち上がり、座り
  • 自転車のペダルのこぎ方

これらの姿勢や動作を自然な状態に直すことが、根本原因を取り除くことになります。

以下の記事でそれぞれを詳しく解説しているので、こちらの記事を参考に、姿勢や動作を改善してみてください。

ここまでの一連の流れができると、出っ張っていると感じていた部分は引っ込み、太ももの外側もスッキリ引き締めることができるので、ぜひ実践してみてくださいね。

 

大転子の出っ張りは股関節を整えると引っ込む

今回は、大転子の出っ張りの原因と改善方法についてお伝えしていきました。

今回の内容のまとめ

  • 大転子はそもそも出っ張っている骨である
  • 大転子単体で出っ張ることはない
  • 大転子が出っ張っていると感じるのは、股関節の捻れが原因
  • 股関節の捻じれを改善すると太ももの外側は引き締まる
  • そして、それを維持するためには姿勢や動作を改善すること

こういった内容をお伝えしていきました。

今回の内容が少しでも大転子の出っ張りで悩んでいる方の参考になればうれしく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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