姿勢が悪い原因と直し方を解説

姿勢が悪い原因は、主に筋力が弱いからであって、腹筋や背筋をすれば良い姿勢になると言われることもありますが、おそらく改善は難しいです。

それよりも、まず全身の筋肉を緩め、“良い姿勢を脳にインプット”することで姿勢を改善することができます。

この記事では、

  • 姿勢が悪い原因
  • 姿勢の直し方

などを解説します。

 

姿勢が悪い原因

姿勢が悪くなる主な原因は、以下の通りです。

崩れた姿勢をインプットしている

一番大きな原因は、

崩れた姿勢をインプットしてしまっている

ということです。

例えば、日頃こうやって猫背になっていたり、自然な姿勢から崩れて過ごしていませんか?

こういう姿勢を日頃からとっていると、この姿勢が身体にインプットされ、癖づきます。

そうすると、こういった丸まったような姿勢が自分の中で当たり前となり、結果姿勢が悪くなるというわけです。

姿勢が悪くなるトレーニング

言い方を変えると、こういった丸まった姿勢を日頃から行っている方は、

常日頃、姿勢が悪くなるトレーニングを一生懸命行っている

ということになります。

例えば、手をギュー、ギューっと握り続け、前腕がパンパンになるぐらいまで繰り返したとします。

その後に手の状態をみてみると、最初よりも手のひらが閉じた状態になっているはずです。つまり、

手を強く握る=手を握った状態にするというトレーニング

を行ったことになります。

姿勢も全く同じで、日頃から丸まるような姿勢で過ごしていると、

  • 背中側は伸ばされる
  • おなか側は縮まる

これらの状態で筋肉が緊張し、この状態をインプットするようなトレーニングを行っていることになります。

多くの方は、こういった日頃の姿勢が崩れているから姿勢が悪くなっていると考えられます。

認識のまずさ

ただ、これだけではなく、現場で指導していると、

姿勢の認識のまずさ

も姿勢が悪くなる大きな原因の1つとして考えられます。

どういうことかというと、わかりやすいのが壁立ち。壁立ちをすると、

  • 後頭部
  • 肩甲骨
  • お尻

の4点を壁にくっつけて立つことが多いと思います。

この姿勢が良い姿勢、正しい姿勢だと言われることもありますが、これは身体の構造上不自然な立ち方です。

人の肩は、前側に30度出ていますし、お尻の膨らみを考えると後頭部とお尻が同じライン上で壁にくっつくことはありません。

もし、こういった4点を壁にくっつけたときのような立ち方を日頃から意識的に行っていると、姿勢は崩れてしまいます。

逆の場合もしかりです。身体を丸めて過ごした方が良いと言われたけども、実際は丸めすぎて認識のまずさによって姿勢が悪くなってしまう。

このように、

自ら姿勢を崩してしまって姿勢が悪くなってしまう

ということも考えられます。この場合は、良い姿勢と思っている基準を変えれば、すぐに姿勢は改善されるはずです。

筋バランスの崩れが起こっている

では、姿勢が崩れているときは体内でどのような変化が起こっているのでしょうか?

例えば、先ほどもお伝えしたこういう丸くなった姿勢の場合について解説します。

主に、

  • 背中側→伸ばされて筋肉が緊張し、硬くなっている
  • お腹側→縮まって筋肉が緊張し、硬くなっている

という状態になっているはず。

つまり、

姿勢が崩れる=筋肉が緊張して硬くなってしまう

ということが起こります。ただ、両面緊張して硬くなってしまいますが、この場合は、背中の緊張よりもお腹の緊張が強くて前側に引っ張られてしまっている状態です。

今の例は前後の話ですが、左右へ偏る形で姿勢が悪くなることもあると思います。

この例で言えば、左の腰辺りの緊張が強くなって、そちら側に引っ張られてしまう。

つまり、

筋肉の緊張のバランスが崩れてしまって、姿勢が悪くなる

ということが考えられるため、姿勢の直し方のポイントは、

この崩れてしまった筋肉の緊張のバランスを整えること

にあるというわけです。

筋バランスを整えるために必要なことは“筋肉を緩めること”であり、筋肉を緩めることで悪くなった姿勢を改善することができます。

筋力不足=姿勢が悪い、ではない

ここで1つおさえておいてほしいことは、

姿勢が悪い=筋力不足

というわけではないということ。

筋力不足で姿勢が崩れることもありますが、ほとんどの方の場合、姿勢のインプットの仕方がまずいことが大きな原因です。

今姿勢が崩れている方も、良い姿勢にしようと思うと、自分ですぐに調節して姿勢を改善することができるはず。

こういうことを考えても、筋力不足で姿勢が悪くなっているのではなく、

  • 筋バランスの崩れ
  • 姿勢の認識のまずさ など

が主な原因です。では、上記のように崩れた姿勢をどうすれば直すことができるのでしょうか?

 

姿勢の直し方

まずやるべきことは、筋肉を緩めて筋バランスを整えることです。

①筋バランスを整える

例えば、猫背で悩んでいる方の場合、主に、

  • 大胸筋
  • 小胸筋

と言われる胸の筋肉が硬くなり、縮まってしまっています。

その他には腹筋なども硬くなっているので、これらの筋肉を緩めることで姿勢を直すことができます。

具体的なストレッチング方法を2つご紹介しますね。

✔猫背を改善する方法①

手順

  1. バランスボールを用意、ボールに仰向けになる
  2. ボールの頂点に肩甲骨の真ん中辺りを乗せる
  3. 両脚でバランスをとり、両腕はバンザイする
  4. この状態で、2分間ストレッチングを行う

✔猫背を改善する方法②

手順

  1. バランスボールを用意、ボールに仰向けになる
  2. ボールの頂点に肩甲骨の真ん中辺りを乗せる
  3. 両脚でバランスをとり、両腕は真横に伸ばす
  4. この状態で、2分間ストレッチングを行う

この2つのストレッチングをした後、立っていただくとわかりますが、胸が開いたような感覚が出て、実勢にこれだけで猫背は改善されています。

このように筋肉を緩めることで姿勢を直すことができますが、基本的には、

全身の筋肉を緩める

ことで、人間本来の自然な姿勢に直すことができます。

ご自身でできる筋肉を緩める方法は、「ストレッチとは?初心者でもわかる基礎から実践方法を解説」や「毎日ストレッチしても身体が柔らかくならない理由」で詳しく解説しています。

筋バランスを整えることで、姿勢を直すことができますが、ただこれだけではまた姿勢が悪くなるはずです。

なぜなら、

姿勢が悪くなる根本的な問題を解決できていないから

です。

筋肉を緩めたら、次は日頃とるべき姿勢を身体にインプットしていきます。

②良い姿勢をインプットする

筋肉を緩めると、以前の姿勢の情報をリセットすることができているので、このタイミングで座り方や立ち方などの適切な情報を身体に再教育していきます。

この座り方や立ち方については、動画で詳しく解説しているので、こちらを参考に実践してみてください。

この①・②の流れができると、基本的には姿勢を改善することができています。

ただ、現場で指導していて、より良い姿勢を維持するためには、トレーニングを行った方が維持できている方も多いので、合わせて解説しますね。

③トレーニングで良い姿勢を教育する

上記の流れで、座り方や立ち方を改善できると、次はその状態で、

スクワットなどの立つ-しゃがむという動作でトレーニングを行う

ようにしていきます。

ここでは、ある程度の負荷を使って行いますが、10~30kg程度の負荷で十分です。

少し重みを感じる程度の負荷でスクワットを繰り返します。もちろん、このときのフォームも重要になりますが、こういったトレーニングをするとより改善した姿勢を維持しやすくなります。

ですので、ここまでお伝えした、

  • 筋バランスを整える
  • 良い姿勢をインプットする
  • トレーニングで良い姿勢を教育する

この3つの流れができると、今の崩れた姿勢を直すことができるので、この流れを参考に実践していただきたいなと思います。

良い姿勢=楽で快適

そして、最後にもう1つ大事なことをお伝えしますが、

良い姿勢になる=楽で快適

という感覚が出てきます。一般的には、

良い姿勢=きつい、しんどい

と認識している方もいますが、これはあまり適切ではありません。良い姿勢になれば、自然な状態に近づきますし、自然な状態は楽で快適な感覚が出るはず。

ここの認識も間違ってしまわないように注意してほしいところで、良い姿勢の基準は、

楽で快適で、気持ち良く過ごせる姿勢

ということだと考えているので、この感覚を目指して改善してほしいなと思います。

 

まとめ

今回は、姿勢が悪い原因と直し方について解説しました。

今回の記事のまとめ

  • 姿勢が悪い原因は、主に崩れた姿勢をインプットしているから
  • もしくは、姿勢の認識のまずさによって姿勢が悪くなってしまう
  • 姿勢を直そうと思うと、まずは全身の筋肉を緩めること
  • そして、座り方や立ち方を改善する
  • さらに、より良い姿勢を維持するためにトレーニングを行う
  • この一連の流れができると、悪い姿勢を直すことができる

このような内容をお伝えしました。

今回の内容が少しでも参考になればうれしく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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